NoName

Open App

彼女は、身体が弱く余命を宣告されていた

毎日毎日 死に怯える日々

しかし、彼女は笑うのです

「最後の瞬間まで幸せでいたい」

死を覚悟していたようで、目は少し怯えていました

その事に気づいたのは、翌日でした

よくよく見れば気づけるのに、彼女の嘘に

気づかず鵜呑みにしてしまいました

春を迎え、笑い合う日々がまた続くと

そう信じていたが、叶わなかった

しかし、僕は思います

君と最後に会った日は、まるで寒い冬のようでした

君と最後に会った日

6/27/2022, 10:04:14 AM