秋風なぎさ

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きみの目が嫌いだ

きみの目はいつもキラキラしていて、希望を持っている

星空のように、無数に輝く光

消えることのないような、めらめら燃える炬火

そんなきみの目を見るだけで、僕は溶けてしまいそうで怖い


先月、きみの目から光は消えた

火は鬼火となった

僕が最後にきみを見たとき

きみの目は白く濁っていた

僕は見ることができなかった

僕はきみの目が嫌いだ

もう二度と開けることのないその目は、

送り火の中へ消えていった

4/6/2023, 11:11:33 AM