まさる

Open App

自己啓発本を読んでみた。

「◯◯すると良い」
エビデンス(根拠)を示すために、
他人のベストセラー書籍や、
他人の研究データを引用する事が多い。

あれ?
間違えて「自己啓発本の広告本」
を買ってしまったかな?
と錯覚するくらい、
他力本願なエビデンスである。

しかし、
読者を説得するには必要なことだ。

「三丁目の豆腐屋のオジサンが、タバコ吸っている時に気づいた真理です」
よりも、
「ハーバード大学名誉教授の長年の研究により示された結果です」
の方が信用できる。

ならば、
そのハーバード大学名誉教授の本を読めば良いのではないか?
と思うのだが、
「難しい事はいらないから、要点だけ教えて欲しい」
という凡人には、自己啓発本でまとめてくれた方が助かる。

読者が気をつけないといけないのは、
自己啓発本の著者が、まるでハーバード大学名誉教授だと思い込んで、
「このひとのおかげで変われた」
と陶酔し錯覚することである。

いやいや、
まとめてくれたのは感謝します。
その才能にも感謝します。

ですが、
研究したのも、ベストセラー書籍を書いたのも、アナタじゃない。

本の帯に
「累計(出版した本あわせて)100万部!」
とか記載してますけども、
素材全てアナタのモノではないですよね。
と、ツッコんでしまう。

それなら、もういっそのこと、
「このタイプのあなたには、この本がオススメ!」
という、全力で他力本願した自己啓発本の紹介雑誌で充分な気がしてくるのである。

とはいえ、
お手軽に要点だけ教えてくれる本は助かる。

もしかしたら、
AIが自己啓発してくれる未来があるかもしれない。
え?もうある?

それはそれで、
「怖い部分もあるな」
とワガママを言う自分がいる。

3/8/2026, 8:03:31 AM