日付けは変われど寝るまでは 【 七夕 】。却説。拝啓、星の中の君へ。星の手向けとして贄されし貴姉。今ひとたびの星となりて中夜の彼方へと次第に落ちぬる様を眺めれば、己の詫びしき想ふ心ぞ、ゆらり揺らぐ水面にて見付けたり。さぞ名誉な事で有ろうとも、我等一同とは云ひ切れますまゐ。星合の空にてゐづこ宿らむ汝の姿、暫し胸中にて留めむ事を此処に記さむ。「 ███村の回顧録 」( ※ 誤りも有るかも知れませんが、暖かい目で閲覧願います。)
7/7/2024, 6:05:58 PM