閉ざされた日記
日記に日々の出来事を書いていた時期がある。映画を見た時の気持ち、喫茶店で食べたケーキの味、本を読んだ時に思い出したこと、友人と話したことの内容、夜に見た夢の情景。1日のことを短く書いていた。日記はただのノートで、6冊で500円くらいだった。なんの特別感もないけど、私の気持ちを書くには十分だった。大切にしていた。
ある時、勝手に部屋に入った母親が私の日記をこれまた勝手に読んだ。母親は私の文章の書き方、日記の付け方、私が日々感じること全てが気に入らなかった。私はあれから日記を書けていない。私の日記が閉ざされてしまったように、私の心も閉ざされてしまった。
1/18/2026, 1:34:05 PM