『無人島』
〜星の図書館〜
え?
無人島を体験したい、ですか?
んー、私もあまり
歴史や世界に詳しくないので
どんな無人島が存在するのかは
説明やイメージが
なかなか難しかったりするのですが……
そうですね、
では―――
せっかくの夢の世界、
無人島を自由に作ってみましょうか
最近ではゲームでも
ルートも世界も自分で作って
それを遊び合うものがありますよね
その要領と思って、
思う存分自由に、
無人島を作ってみましょうか
絶対に生き残れない世界でもよし
ある程度ご都合主義でもよし
リアルに考えてもよし
既存の島を題材やモチーフにしてもよし
そしてそれでサバイバルをしてみましょうか
もちろん夢の世界なので
時間制限はありますが、
心臓には悪いかもですが、実際には死にませんし、ですがそのおかげで死んでしまうような世界をこの世界だからこそ体感するという、それはそれでとても貴重なことが出来るかもしれませんね。
活火山がある―――、岩山だらけ―――、
だだっ広い草原だけ―――、森林の―――、
機械仕掛けの街だけ残った―――、
動物だらけのジャングルのような―――、
ほとんどの生き物が暮らせないような―――、
―――なるほどなるほど、
他の人にも色々と提案してみましたが
皆さん自由に、遊び感覚だったり、
リアルで厳しかったり、
まさにファンタジーだったりと、
色んな無人島が出来上がりましたね
では、これらは私が
個々人の星の栞と本棚を繋げて
保存しておけるようにしときますね
希望者の方の無人島の記録は
実際にいつでも体験出来るようにしました
いつものように
星の栞を使ってそこに飛ぶイメージで
やってみてください
―――っふふ
少し楽しくなってきましたね
ではでは、あとはあなたの
ご自由にその世界と物語を
楽しみつつ、紡いでみてください
それからもしも
もっと無人島作りにこだわりたい時は
私の元にいつでも来てください―――
さてさて、改めて
作った無人島に行ってみますか?
それとももっと拘ってみますか?
〜シロツメ ナナシ〜
10/24/2025, 5:35:00 AM