今
私の冷たい頬を
ひび割れた頬を伝うのは
一体...。
やけに頰に沁みる
痛い筈なのに
何故か暖かい
流れ落ちる液体が
暖かな液体が
頰を濡らして行く
体の何処かが痛い
沢山だと叫んでいる
つまり私は、悲しんでいる?
私は、泣いている。
私の手を握る手に
雫が一粒落ち
視線を上げた
今
私自身の感情が
落ちた雫が映したモノが
何かが私には分からない。
手を濡らした貴方は
優しく微笑む
ヤサシク笑う
それは悲しみという
不幸には全く
似合っていなくて
ただシズクだけが
暖かくヒカッテいる
その事しか分からなかった。
題材【雫】より
静かな森の中で、白い湖は霧の中。
4/21/2026, 10:28:16 AM