「何もいらない。」
何が欲しいのか?あるいは、何が欲しかったのか?今はそれすら分からない。ただ此処で眠っていたい。
「何もいらない。」
こんなものは望んでいない!要らぬものを受け取るくらいなら、何も持たない方が余程マシだ。
「何もいらない。」
私は自由だ。私を縛るものなどもう無い。私は遥かに見えるあの雁たちのように、ただ真っ直ぐに、好きに生きるのだ。
「何もいらない。」
君さえいれば、僕は溺れる程の幸福の最中にいられる。僕と、君と。これ以上に、僕は一体何を望めようか?
何もいらない。今も、誰かがそう思う。
4/20/2026, 10:53:23 AM