ずっと苦しかった。
病名もない。でも確実に私のなかで渦巻いていた濁った霞。
気のせいな気がして誰かに言うことを拒んでいた。
差し伸べてくれていた手を見て見ぬふりをしていた。
ただ怯えていただけなんだ。
今まで作り上げてきた暖かく優しいみんなが
私の霞を垣間見た瞬間に離れていくことが怖かった。
明確な病を持たないのに苦しんでいる私が嫌だった。
今日、急に右半分の顔の感覚がなくなった。————
正直嬉しかった。自分のやっと苦しさが認められた気がした。
いつもより雲の隙間からさす日光が神々しく、神秘的だった。
明日も、これからもずっとこのまま。
私に指す光が永遠に。—————
「明日への光」ўциа
12/15/2025, 12:34:00 PM