「夜空を翔ける」皆が口を揃えて 美しいと讃える月が私にはまるで ダンボールに貼った色紙に見えるそんな夜にひとり 空を翔ける張りぼての夜空から街の灯りを見下ろして急降下 あれは昔住んでいた町ここで毎日 空を見ていた月も美しかった今はもう 誰もいない町あるはずのない 地面を蹴ってまた空に昇る輝く光は胸の中にある私の空を照らしている
2/21/2025, 11:57:20 PM