月夜。そう言われると、私の頭には杜甫の『月夜』が浮かび上がる。学生の頃に読んだ漢文だ。今なら心情把握なんかもできるが、知った当時は何も思わなかったのをよく覚えている。思わぬところで成長を痛感。けれど、まだ伸び代はある。インターネットで現代語訳などを調べると、自分と程遠い意見が山ほど出てくるのだ。まだ、私の頭にもこれを思いつく引き出しがあるのかも。そう考えると、昔は嫌だった考察も心なしか楽しく感じた。
3/7/2024, 1:17:23 PM