🌿 こんばんは 🌿
   やはり、いまは散文詩や口語自由詩 (口語自由律)
などの文字や言葉から受ける第一印象の方が受けが良いのでしょうか。
    綺麗な言葉や、繕った抽象表現や直球な言葉でしか伝わらないのでしょうか。私を評価くださった方々は恐らくは国語力が高い方々なのかなと思っています。そうでなければ、私の長いお話や小難しい分類の詩に評価などしないと思うのです。
    それで、もっと伝わりやすくするにはどうればいいのかと思い、曲を作りました。目で見る印象が受けの良い現代だあれば、そういった詩を詠むことが好ましいのかもしれません。しかしし、私は詩を
「書く」のではなく「詠む」のです。ひとつの詩を読むのにとても長い時間を要することもあります。何故ならば、私が突き詰めていく詩というのは、言の葉が綴る心の聲だと思っているからです。
    ゆえに、この信念をまげることへできません。ですので、曲にしました。
    note「ー柑橘とスパイスー」やXやInstagramで投稿していますが、今後は信念を曲げず、より多くの人に届けられたらと思っています。
さてさて、それでは本日の詩をお届けいたします。
『失別』
指先のかすれが、
名前を忘れた夜をなぞる。
窓の外、
ひとつの灯が遠ざかる。
声のない声が、
心の底で波打ち、
それを聴いた者もまた、
もういない。
10/30/2025, 10:09:36 AM