不完全な僕コンベアの上で目が覚める。周りを見ると、なにかの部品が落ちている。それを見て他のやつは笑っていた。出来損ないだ、出来損ないだって。僕の部品だと決まった訳でもないのに。僕はこうやって起きているというのに。そんな時、君に出会った。そうやって傷ついてきたから、あなたは優しいんだねそう言ってくれた。僕は気づいた。君の優しさに。そしてその理由に。僕は彼女を守ると決めた。優しさの足りない出来損ないから。
8/31/2023, 10:49:37 AM