「どうして」
私はこの言葉をこれまでに何回自分に使ってきただろう
「変わってるね」、「珍しい考え方だね」、
そのことについて一番信頼できる人に尋ねたことがある
するとあの人は
「いいじゃない。なにか人と違うって、
珍しいって中々ないことなんだよ。
きっとなにかに役立つさ」と言った
私はあの人の言ってくれたことを何よりも信じた
でも、いつまでも同じことに囚われない私は考えた
『人と違う』や『変わり者』とはときに人から
大いに嫌われ、離れたくなるもの
私はそれをひどく恐れた
どうして私は普通の考えが出来ないのだろう?
どうして皆と少しでもずれているのか?
どうして私はこんなにもまだ普通の人になれない?
特別や変わり者はときに価値をつけ
一時的に優越感に浸れる
だが、その特別が実は"普通と違う人"という意味だとしたら
私はあの人から見ても普通ではない
"異常者"に見えていたのだろうか
1/14/2024, 2:53:25 PM