「今日は何時までに帰ればいいの?」物憂げにつぶやく視線の先には、ダッシュボードの上の時計がある。「今日は子どもが早帰りだから、遅くても3時かな。」「それだけあれば余裕だね。」彼はそう言いながら、背後から激しく抱きしめた。待ちきれないようにブラウスの隙間から手を入れる。かすかな罪悪感が頭をよぎった。【視線の先】
7/19/2023, 11:33:28 PM