うまく絵が描けないなと思い、とりあえず今の気分を切り替えるために散歩をしに外へ出てみた
外へ出ると暖房で温まっている部屋よりもかなり寒く感じ、風が当たると顔がヒリヒリとした。
ふと、前を見ると、枯れ木の葉を遊んでいる小さな龍がいた。
無邪気そうに龍は枯れ木の葉を風で巻き上げたり、手足で葉をボールのようにバウンドさせていた。
すると、僕の気配に気づけば、目を丸くし、小さな風になって去ってしまった。
一瞬の不思議な出来事にしばしぽかんとしていた。
ふと、良い絵の材料になったなと感じた僕は足早に家へと向かった。
1/18/2024, 12:31:20 AM