水平線の向こうには、澄み切った青空が広がっている。日が登れば朝が来て、沈んでゆけば夜になる。雨が降ると寂しくて、夕暮れは切なくなる。降りしきる雪は冷たくて、強い陽射しは小麦色に肌を焼く。そんな当たり前のことが、何故だかとても愛おしい。 変わらないものなど無いと、そんなことは分かっている。けれどこの空だけは、いつまでも変わらずにいて欲しい。そう願ってしまう。 これからも、ずっと。平凡で穏やかに過ぎゆく日々が続きますように。【これからも、ずっと】
4/9/2023, 10:00:03 AM