『優しさなんて』
大切なものほど目に見えにくいし、気づきにくい。
知らないふりをする優しさも
知っているふりをする優しさも
意味も使い方も全く正反対の優しさであっても
見えなければ簡単に一括りにされる。
優しさなんてものは自己満足だという人
見返りを求めてくるなら優しくしてくるなという人
中途半端な優しさならいらないという人
傷つき傷つけあって生きる人間だからこそ
必要だ必要ではないと感情に揺さぶられる。
優しさというのは人に施せる行為を指すのではなく
言葉に表し切れない万物への愛しさを具現化し
優しさという名前の道具に変え
自分の手に握りしめられる愛情ではないかと思う
それは自分自身を守り戦う剣と盾になるのだ
人によって姿、丸さ、鋭さは違えど
その手のひらにある道具はその人自身が生きる為に
磨き上げ、あるいは削り削られ形を変え
今、あなたやあなたの近くの人を守る為の武器になる
優しさなんて、やわらかな名前から想像できないような貴方だけの色々な姿に変わる道具なのだと思う。
8/11/2025, 12:10:54 AM