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 それは大きな衝撃であった。
 雷に打たれたかのような衝撃が全身を駆け巡り、当時のわたしは瞬時に悟った。これこそ運命と呼ぶに相応しい出会いだ、と。
 わたしたちが会うことは決して叶わない。
 だけど、それでもわたしは彼を支えると決めた。彼を追いかけ続けると決めた。

「は~、今日も尊いわぁ……」

 これは、わたしと最推しくんとの出会いの話。


▶一筋の光 #35

11/5/2023, 2:46:51 PM