もうだいぶ暑い季節になってきた。
それでもまだ私は長袖を着ている。
もう半袖になっても良いのだが、私の肌はどうにも太陽の日差しが苦手らしい。
だからこんな暑い季節になっても私は長袖しか着られないのだ。
仕方ない、こればかりは。
だが私が唯一気軽に半袖になれる時間がある。
それは夜だ。
夜に太陽の日差しは無い。
ただ、綺麗な月がぼんやりとした光を発しているだけなのだ。
暑い日差しはなく、生ぬるい空気に包まれ、ただ月の光が地を照らしている。
半袖になって歩く夜道は肌に触れる空気が昼とは違い優しいのだ。
夜こそ半袖でいるのが心地よいものだ。
5/28/2023, 1:45:14 PM