未だ止まぬ戦闘地域での、遠い国の私達から見たら不毛にも思える残虐な争い
その戦下を逃げ惑う子供たちの瞳は恐怖の色に満ち、虚しく宙を泳ぐ
そんな彼らの元にも、等しく夜は訪れ朝日もまた昇る
ただ、夜の暗闇の中でも砲弾は不意に彼らを襲い、その静寂を掻き乱す
そして、新たな1日の始まりを告げる朝日も地下で身を潜める彼らには届かないのだろう
1日も早く夜の静寂が彼らに心からの安らぎを与え、新しい1日の始まりに希望を感じ、そして朝日の温もりを感じることの出来る穏やかな日々が訪れることを願って止まない
『朝日の温もり』
6/9/2024, 9:46:51 PM