ただの野球人

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                                                    【決勝戦】

                                                                         〘  終わりの始まり 〙


「今日は決勝戦だ」と監督が言う。「気をぬかず頑張るぞ」キャプテンの声でチームが盛り上がった。


いよいよ試合が始まる...      グラウンドは静かだ     

試合の挨拶だ。両方のチームが言った「お願いします」試合開始合図の音が鳴った。同時に、とても大きい 大歓声が始まった。

選手はグラウンドに走っていく審判もグランドへ歩いていった。

バッターもバッターボックスに歩いて行く。ピッチャーはとても球が速くキレがいいと有名だ。

そしてバッターの僕は.....

第2話

                                〘 本当の役目は 〙

バッターもバッターボックスに歩いて行く。ピッチャーはとても球が速くキレがいいと有名だ。

そしてバッターの僕は、バッターボックスに立った。やはりピッチャーはとてもいい球を投げてくる。

「ストライクー」審判の声。一番バッターの僕は、試合前監督にこう言われた。

「1番バッターの役目は、まず塁にでることだ。ヒット・デッドボール・ファーボールなんでもいい。とにかく塁にでろ」

9人が試合に出ることができその9人が打つ順番のことを打順という。僕は、その9人の中で一番に選ばれた。

僕は、とにかく打って飛ばせという意味なんだと思った。

僕は、そう思ったまま、ピッチャーが投げた球を打った。

とうくに飛んだボールはセンターに取られてしまった。

アウトになった僕はベンチに戻った。すると監督に、「話を聞いていたか?」と言われた。

僕は意味がわからなかった。

第3話                             〘 役目を果たすために 〙


監督に、「話を聞いていたか?何がいけなかったのか考えろ」と言われた。

僕は意味がわからなかった。そして、ライバルの竹島が僕を呼んだ。

「ヒントをやる。一人じゃない、チームだ」と竹島が言う。

僕は、理解できそうでできなかった。

そして、その回はどちらも0点になった。

僕は、次の回でセンター前ヒットだった。

すると、チームメイトが打ち出して僕は、ホームに帰ってきた。それからもチームは、点を 取り続けた。そして僕は、竹島が言った意味がわかった気がした。

次回第四話
                                  〘夏の匂い〙


7/4/2025, 10:45:42 AM