「ねえ。もし、明日世界が終わるって言われたら、貴方は何をしたい?」彼女の唐突な問いに、だけど僕ははっきりと答えた。「世界一美しいものを眺めていたい」そう答えると、君は美しく微笑んだ。昏い夜空に、数多の流星が瞬いた。きっと、明日、世界は終わる。僕の世界は、美しい君で終焉を迎える。【世界の終わりに君と】
6/7/2024, 10:36:29 AM