かつて夢見た職業の真実を知って辛くなるとしても。
今夢見た土台が揺らいでしまったとしても。
将来夢見るであろう未来に対するものだとしても。
あの夢のつづきを見たいとすら願う。
けれども、夢見る時を間違えてしまったから、冷めゆくぬるま湯になってしまった。
安楽の時はかつての夢の中。現実は幻実を夢見させる。
しかし、現実は不変を突きつける。残酷にも。
そして、冷めゆくぬるま湯の中へと落ちていく。沈むかのようにーー。
ーーあの夢のつづきを見たいのに、見ることはできない。
ぬるま湯を温め直すことはできるのだろうか。できないのだ。残念ながら。
埋もれてしまった技術。暴かれた数は闇の中へと再び葬られた。
それは依存の末路。三度目の嵐の被害者たちーー。
1/12/2025, 11:00:04 AM