霜降る朝は
まるで冷凍庫みたいに
冷たくて静かだった。
最近は冬をより一層感じる。
少し蝉時雨が恋しいけど
また来年になったら
聞けるから。
蒸し暑い気候までも
恋しいと思えるほど、
とても寒い日が続いていた。
時計はカチカチと動いているのに
私は寒くて動けない。
芋虫みたいに毛布にくるまって
にょきにょきと動いて
最低限の生命活動を行ってから
また眠る。
空気が冷たくて
もうこのまま冬眠したい。
気づいたらもう11月も終わり。
今年も終わり。
来年もまた
怠惰にだらだらと生きるだけ。
特に生きる意味とかは求めないけれど
死ぬ意味も求めていない。
何となく生きて、
何となく死ねればいい。
"Good Midnight!"
今日も丸々っと毛布にくるまり
にょきにょきと動いて
寒い朝を生きる。
11/28/2025, 3:49:11 PM