「どこまでも続く青い空」
「あーあ、なんでみんなみたいに出来ないんだろ。」と僕は小さく呟いた。
僕は不器用だ。恋愛も友達関係もあまりにも下手すぎる。
誰か教えて欲しいよ。どうすれば上手くいくの?
僕は屋上で青い空に呟いた。
誰だって悩みはあるだろう。
でも、僕はそれを話せる家族がいない。
もう天国に行ってしまったから。
今日は快晴で、青空がどこまでも続いている。
こんな日は天国からよく見えるのかな。
父さんと母さんに会いたい。
僕の好きな物は空と星。
それは父さんと母さんの好きだったもの。
僕は青空を眺めて、父さんと母さんを思い出した。
10/23/2024, 10:46:41 AM