#光と闇の狭間で光、というものがある。私はそれに縋って生きてきた。だけど水底から手を伸ばしても、何も変わらないのだ。昼はくず拾いをして煙草の吸い殻を拾った。靴磨きの客が来ればまだ良い方だった。夜明けが来るまで働いた。金持ちがたまに20ドルをくれた。私の手は既に泥水に埋もれていくようだった。どろどろの泥水に。いつかは何か変わると信じているのか。自問自答する。あぁ、私はまだ光に縋っているのだ。この汚い街の中で。
12/3/2022, 4:17:06 AM