春爛漫
世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし
すごく好きな和歌である。が、実は最近そのことを思い出した。好きな和歌がある事を忘れるほど、余裕がなかったのかもしれない。まあそんなことはどうでもいい。春が来ている。確実にそこまで来ている。もう真っ只中かもしれない。そんな春に、この和歌を読んだ在原業平はなんて素敵なんだろうと思う。手放しに喜ぶんじゃなくて、あくまでも、のどかに過ごしたいのに桜のせいで……!というスタンスなのが、桜に対する恋心のような気持ちを持て余してる感じとか、在原業平のいじらしさとかが全面に出てて、とても、とても良い!!!!
この機会に、他にも和歌に触れてみたいなと思う。
3/27/2025, 11:57:46 AM