わぁ!
ある正月の夜の事である。
同級生数人と家族全員集まってご馳走を食べ、子供達はあちこちで遊び回っていた。いつものゲームや紐引き大会、でもいつもいるはずの息子の姿がない。付き合いがあり来られないと連絡があった。彼が居ないだけで何か忘れているような感覚になる。それでもあっという間に時間は過ぎた。そろそろと重い腰を上げかけたその時である。
バン!と扉が開き、全裸の息子が入って来た。丸いお盆を股間に当てて踊りだしたのだ。
わぁお!
全員驚きと恥ずかしさと嬉しさの混ざった悲鳴が響き拍手喝采となった。
サービス満点の優しい彼はこの為だけに家に寄ってくれたのだった。
自慢の…息子である。
1/26/2025, 2:19:58 PM