外はすごい大雪で睫毛の先にまで積もるほどだ
白く凍てつく空気に体の末端が酷く痛む
けれど私はベンチに座ったまま動けないでいた
なぜなら今日は大切な約束の日だったからだ
数日前、私はあの人に想いを告げた
そしてこの気持ちに応えてくれるなら
今日この日、この花園に来てほしいと
私はいつまででも待つつもりだった
もしかしたら来てくれるんじゃないかって
少しの期待と不安を抱いて寒さなんて感じなかった
あたりは次第に暗くなっていく
この場にいるのはひとりだけ
もうとっくにわかっていた
無駄だとわかっているのに足が動かなくて
寒さが身に染みて、心まで凍ってしまったように
1/11/2026, 3:14:54 PM