NoName

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帰り道を一緒に歩くだけで楽しくて
理由さえも覚えていないくらい
本当にしょうもないことで言い合いになって
二度と君と口を利くもんかと
しばらく一緒に帰らなくって
ムカムカしてた気持ちは段々としぼんでいった。
ひとりぼっちの帰り道はちょっと寂しい。
君といつのまにか仲直りして、繰り返し。
毎日、飽きるほど通った道も
すっかり歩かなくなってしまった。
ふるさとの通学路。
かつての私たちのような子供たちが歩いている。

「君と歩いた道」

6/9/2025, 7:30:31 AM