ひとは石。ちいさな石ころ。名前なんて無いにひとしい。二度と会うことも無い。ただの通りすがり。もしかしたら、一生知ることのないかもしれない。それらが、巡り合って関わることでひとの形になっていく。顔を知り、名を知ることになる。「この人」を知りたいと思ったときに、もっとあなたの名を呼びたくなるのだ。あなたは、いつしか石ころではなくなった。「君の名前を呼んだ日」
5/26/2025, 2:35:26 PM