新しい地図
私は地図が苦手だ。とても方向音痴だからGooglemapを使用しても迷うのだから、相当なものだ。
ただ、地図と聞くと尊敬して止まない人物がいる。皆さんもご存知の「伊能忠敬」である。
地図測量に取り掛かったのが、55歳からという年齢にも始め衝撃を受けた。そして71歳まで1日換算すると40キロ…73歳で亡くなる日までいったい何歩歩みを進めたのか。伊能忠敬は新しい地図の完成をどんなに望んでいただろうか…。
凡人には計り知れないと思った。
忠敬の一歩は69cmと言われている。この歩幅の正確さのお陰で日本地図は出来上がったのだろう。
数人の平均値や道具も駆使したらしいが、忠敬の一歩一歩が筆まめな几帳面な性格を表しているようで興味深い。
今は亡き伊能忠敬に、江戸時代にタイムスリップして新しい地図を見せてみたいと夢想した。
年老いた天才天文学者は、新しい地図を前に何を思うのだろう。
4/7/2025, 6:37:20 AM