“Cloudy”
スノーマンの二次創作です。苦手な方自衛ください。
『Ryohei Abe “天気痛”』
今日の天気は曇り。
気圧の変化に弱い私は、曇りの日は決まって頭が痛くなる。そしてそれは今日も例外ではなかった。
亮「○○、今日は気圧の変化があるから、ちゃんと頭痛薬持って行くんだよ。」
朝家を出る時に、亮平からこんな忠告をされていたし、荷物も確認したはずだったのに、薬を飲もうとしてポーチを開くと、常備薬が入っていなかった。
〇『っ、、、あたまいた、』
あまりの痛さに顔を顰め、その場に崩れ落ちた。
道行く人々は倒れた女性には見向きもしないような、喧騒と忙しさに満ちた大都会のど真ん中。
常備薬もなければ、人混みに酔い目眩までしてくる始末。
絶望の渦に飲み込まれかけたその時、後ろから声が掛けられた。
亮「〇〇、!?」
〇『、、!? りょうへい、』
亮「〇〇、大丈夫、!?」
〇『亮平、!』
私は、思わず亮平に抱きついた。
亮「んゎっ、!?」
〇『あ、、ごめっ、』
亮「んーん、、大丈夫。」
〇『ありがと、。』
亮「立てる?」
〇『あたまっ、、いたくて、』
亮「そうだよね、、薬は?」
〇『ポーチ入ってなくて、』
亮「あらら。それは辛かったね。」
〇『朝、ちゃんと教えてくれたのに、、』
亮「気にしてないよ。俺、車あるから一緒に帰る?」
〇『うん、帰る、』
亮「はい、じゃあちょっとだけ我慢してね?」
そう言うと、亮平は私の身体を軽々と持ち上げ歩き始めた。
〇『えっ、ねぇちょっと、!』
亮「我慢してって言ったじゃん。」
〇『そうかもだけど、、!』
亮「はい、着いたよ〜。シートベルト付けるね?」
私を車の助手席に乗せると、手際良くシートベルトを装着させてくれた。
どんな時でも頼りになる亮平は最高の彼氏だなぁと、車に揺られながら再確認できた日になった。
Fin.
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あとがき
どーも作者です。お久しぶりです。
前回の執筆から9ヶ月半が経過してしまいました。
理由として、“書く”ということに対して自信を失いかけていたこと、私自身の多忙でゆっくりと文字と向き合える時間を取れなかったことがあります。
もちろん、書くことを辞めたわけでも、Snow Manへの愛がなくなったわけでもなく、ただただ時間が取れなかったのです。
さて、今日の作品の話です。
“Cloudy”と聞くと、不安定な天気を連想しました。
そこから、天気痛へとイメージが膨らみ、大体のお話の流れを思いついたのですが、どのメンバーで書くかだけが一向に決まらず、ルーレットで決めることになりました。笑
阿部ちゃんにお姫様抱っこで運ばれる世界線isどこですか、、
5kgくらいダイエットしてからその世界線に向かわせていただきたいですね。
それではまた次回〜!
9/22/2025, 12:16:20 PM