仕事で心が壊れていろいろあって今に至る。
本当にいろんなことがあった。
過去形で言ったけれど、通院は今も続いている。
過去形であり、現在進行形だ。
良くなってきた頃、今(当時)の自分は、
病気になる前の自分と違うのだろうかと考えて
いた。
病気になった、その前後の自分の違い。
カウンセラーに訊いたところ、「はっきりと区別
するものではない」と言われた。
病気になったか変わった、と思うものではない、と。(人によっては、別人になったと考えるかも
しれないが)。
自分にとっては、心の病気になったことが大きな
出来事で、だから違いというものにこだわったのだ。
いろいろ考えたけれど、病気になったという他は、自分の変化を認める要素は見つからなかった。
だから、考えるのは止めた。
私は私だ。
そしてそう認識しながら今に至る。
何度か「病気」という言葉を使ったが、実はこの
表現は、自分の中では、あまりしっくりきていない。
分かりやすくするために「心の病気」になった、と
表現している。どうも、良くなって不調の無い今、
自分は病気だ、という意識に納得ができないのだろう。
ひどい時期は、れっきとした病人だったんだけどね。
なので今は、病気というより、昔、心の病気に 「なったことがある」という風に認識している。
とりあえず、健康は戻って来たと思っている。通院も、現状維持のために続けている。(良くなったから終わり、ではないと主治医に言われた)。
これからも通うなら、この先ずっと現状維持のまま、診察室に入りたいものだ。
「心の健康」
8/13/2023, 12:41:57 PM