お腹の奥底が熱い。全身が震えて足に力が入らない。あぁ、生きているのだなと実感するのは命が惜しいからだろうか。いざ直面するとこんなにも恐ろしいのかと、こんなものに立ち向かっていたのかと心を挫かれそうになる。世界平和だとか、誰かを守る為だとか、そんな大義名分はいらない。自分が生きていた証を残すためだけの自己顕示欲。今足を動かす理由はただ、それだけだ。【命が燃え尽きるまで】2024/09/15
9/15/2024, 1:43:56 AM