“ River〃 ”

Open App




 私は物心がつく頃から所謂神さまと言われる存在が振り撒く差別やいじめや俗に言う意地悪というものを直に感触しながら監視されそして身体を人生を鎖でぐるぐる巻きにされるようにしてずっと生きて来た。若者は私を嘲るだろう。努力が実りそこそこを得た老成者は投石の如く叱責してくるだろう。ツイていない者うまく来れなかった者を自らの所為だと侮辱しなければ逆説的に己の成功や幸はただ運が良かっただけという真実を直視しなければならないからである。但し此処で違った方角へ向かう論調が視界の隅に見えて来てしまうのである。それは何かというと ... 失敗を繰り返す者、うまくいかない者、誰とも解り合えない、分かち合えない ... そうした者達は ... そう、したい ... そんな痛恨辛酸の渦に包囲されて飲み込まれてしまってみたい ... 所謂 ... 其れヲ、其処を、成功の最終最後の到達点として向かい、登って来たのである。冬の暗い真夜中の雪山を彷徨うような ... そんな生涯を、自ら求めたのである ..... 。最近気が付いた。

 本物の人生。本当の一流の生涯。それを突き詰める時、とてもじゃないが、順風満帆なんていうものに酔い痴れる無駄に貴重な時を費やすのは剰りにも惜しい。

 損ばかりする人間とは、そういうものである。

1/15/2026, 12:21:41 AM