村人ABCが世界を救うまで

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朱色の雲は天に吸い込まれ周囲の山は燃えるように染まっていた。
さざなみ立った湖は、鳥たちの羽根を揺らし夕闇の虹を彩る。
少年の香りを横顔に残したまま、彼は遠くを見つめていた。
瞳に映るのは憎しみか羨望か。
いつかは終わりにたどり着く旅だと思っていた。
どこかで慢心を抱いていたのかもしれない。


恋物語

5/19/2026, 7:28:23 AM