Void of Death

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無数の腕がおまえを掴む

まるで我が子を抱き締めるように

私の知らない顔を知るように

おまえが冷めた飯をかきこむ頃には

人々が心をそこに 捨ててゆく

愛すものには罪がないのに …

今日 窓に黒い影はへばり付いていない

耳が遠くなる 足も 自然と遠く

分厚い天文学の辞書 表紙を撫でる


もう何も知りたくない


3/10/2023, 1:46:34 PM