分厚い唇を動かせ、あなたの星はどこに?
どこに?どこに?輝く星。
願い事を叶えてくれる、輝く星。
素敵でしょ、2つの星、またぐ星の道。
待っていてここでここで私は踊っている。
瞳に流れる2つの星。
誰かと誰かがくっついたってくっついたって。
胸に仄かな甘い香り。
無味にさせる夏の匂い。
寂しいな、ここへここへ来てくれたらな。
光ってるのは空の上、隣は寂しい私の影一つ。
目を閉じて‥
速く速く口を動かして。
感じている感じはただの感覚。
実際に叶うなんて何が何かなんて把握してない。
ただ今日は願いが輝くんだって信じてるだけ。
指で描いたのは歪な3角。
聴いたことない曲のリズムが心地よくて、
おぼろ星、形がゆらゆら揺れている。
ごめんね、高鳴ってるの。
だからだから、興奮状態うまく言葉にできない。
でもわかってる、これはかなり輝いてるって。
ただの普通の女の子、それが私。
なのに今日はなんだかおかしいみたい。
夢を見てるみたいに私一人異世界。
空は一面に青紫いろ、私に見せているのは特別光ってるやつ。
おおきくってさ、私の呼吸の音も聞こえない。
こんなにこんなにすごいもの見たの初めてかも。
待って待って、ここでこの瞬間願い事を。
ひとつまみのロマン、可愛い、彼の形。
7/7
7/7/2023, 12:08:30 PM