ああ、ああ、そうだそうだ、
そうだった。
おれは暗闇へ身を投げ出して
星はおれを避けるように散ってった。
そうだったそうだった。
おれは仕方なく出来ない奴だったから、
それが辛くて情けなくて。
けどきっとこの世から居なくなることも出来ない
臆病者だったから。
仕方がない仕方がない。
景色が流れるようになんどもなんども
日をまたいでいったんだ。
線路に飛び散った肉片よ、
お前はおれのヒーローだ。
お前をくっておれはここにいるんだ。
星もおれを避けてくれたがなんてことは無い。
この世に思い入れなんかない。
ああ、ああ、
この世に神がいるのなら、
おれは全て神に押し付けていこうじゃないか。
5/7/2025, 4:36:23 AM