小説を投稿する璻(すい)

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'日差し'

「ん、ふぁ…」
朝の眩しさで目が覚めて、小さな欠伸を1つ。
今何時だろう、あぁでも今日は休日だからいいか。
もう一眠り、と体制を変えて、そこで横で眠る貴方に少し手が触れた。
可愛い。誰に言うわけでもなく微笑んで、はだけかけている布団を優しくかける。ついでに抱き寄せる。
白い毛布と、抜けるような肌が窓から漏れた日差しに滑る。
朝起きたら貴方が隣にいて、朝一番に貴方の顔を見ることが出来て、抱きしめることができるなんて本当に幸せだなって、そう思う。
幸せに溺れながらまた、目を閉じた。

7/2/2021, 10:49:04 AM