私から全てを奪った憎き外道に報復する。それが悲願であり、私の生きる意味だった。何年もかけて綿密に立てた計画だ。そこには一分の隙もなければ破綻もないはずだった。なのに、なぜ露見した。あの外道を亡き者にしてやるはずが、返り討ちに遭い私が亡き者にされようとは。なんて笑えない冗談だ。我が悲願は塵となって消える。ならばせめてもの抵抗として、命が燃え尽きるその時まで、あの憎き外道を呪うとしよう──テーマ【命が燃え尽きるまで】
9/14/2022, 10:48:35 AM