疑問に思うことなく、日々を謳歌する。友人と何気ない会話をして、最後はみんな言うんだ。「また明日。」って。それが普通だったから。当然だったから。明日があることは不変の事実で、私達が生きていることは至極真っ当な事だと。私は、私達は、信じて疑わなかった。君からのおはようが聞けなかった。大好きな君の笑顔が見れなかった。君の明日が来なかった。私の当たり前が壊れた。音も立てずに、別れの言葉も無く。私の隣に君が居る、小さな幸福が。
7/9/2024, 6:02:36 PM