北の国からのドラマを一度も観たことがなくて、毎日ではないけれど今頃観ている。。
純が、「電気がない、どうすんの! 冷蔵庫は! テレビは!」のシーン。
引っ越して来た時を思い出した。
決まっていた会社には行かないと言い出した夫に、「仕事行かないでどうすんの! 全員無職でどうすんの! もう東京へは帰れないんだよ! こんなヘボ田舎にみんなで来て、これこらどうするつもり!」
楽しかったなー。
夫に、「車の免許取ればいいんだよ、主婦のパートならいくらでもあるよ」と、言われて、もうそれしかない…と思った。
楽しかったなー。
畑の中途半端な切り株を3つ、2年以上かけて最後の1つを引っこ抜いた時の喜び。。
近所の人に、「畑、イノシシに荒らされたの!」と聞かれて、確かにうちの呑気なイノシシがあっちゃこっちゃ畑をほじくり返していて、、
初めてインゲンを植えて芽が出た時の気持ち、純が大根の芽を見た時と同じ気持ち。
初めて迎えた冬には、「オリオン座の中の星まで見えるよ! 来てごらん、」と、はしゃいだ夫。
鼻毛や睫毛が凍るほどではないから、凍てつく星空、、ではないと思うけれど、
ひとつひとつの出来事を思い出すたび、ピカっピカっとタツノオトシゴが光る。
12/1/2025, 11:42:46 AM