先生の奏でる意味不明なBGMの中で
消しゴムが踊りだす。
雲の中に大きな犬を見つけ
黒板の消し跡から人影が現れる。
退屈な時に現実と空想を混ぜる。
一瞬だけの空想
頭の中でさえも長くは保てない。
こんなことが出来るのは今だけかな?
大人になれば
退屈な話でも上の空じゃいられない
今だって
この空想の代償は
授業態度の評価とテストの点数
昔からやってるのにさ。
現実は思ったよりでっかい壁だった。
だいぶ壁が迫った今
やっと気付いた
でも今さら方向転換なんて出来ないよ
今さら大人になれないよ
まぁ、そんな事言ってられないけどね。
そうやって、大人たちは
想像力を手放していく
私もそうなっていくんだな
自分のどこかが
失われていく気がする。
#夢を見てたい
1/13/2024, 1:56:04 PM