ちっちゃなはは

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”誰か“

たくさんの顔を持つ私
別に小説のような事ではなく

笑顔もいろいろ
家族と一緒の時
仕事場にいる時
友人といる時…

喜怒哀楽
場所によって違う気がする
たまにどれが本当の自分の顔か
わからなくなる時があった

でもたぶん全部自分なんだ
そんな風に思えたのは
随分歳を重ねてから

あの時の誰かさんのおかげ
その誰かさんが私に言った

あなたはあなた
あなたの喜怒哀楽はあなたのもの
誰もあなたの喜怒哀楽は真似できない
だから
いろんな笑顔があっていい
僕はそんなあなたを愛おしく思う

私の背中をそっと押してくれた
その誰かさんと
私はこれからも
歩んで行きたいと思う

10/3/2025, 11:24:19 AM