毎日、わたしはわたしに問いかける。
「わたしは、どこへ向かっているの」と。
わたしは今、半年後の、一年後の“わたし”を想像できない。笑っている?泣いている?それとも両方?
未来がわからないと不安になる。一メートル先までしか見えない、霧のかかった森を進むみたいな感覚だ。霧がいつまで続くかわからないし、霧を抜けた先がどんな場所なのかもわからない。
けれど、たどり着いた街が、大気汚染が進んでいて、自分にとって呼吸がしづらい場所だったら、呼吸がしやすいように空気清浄機をつないでもらうなど、お願いすることができる。また、それでも辛かったら、次の街へ移動することもできる。たどり着いた場所に永住しなければいけないわけでもないのだから。
半年後、一年後に、たどり着いた場所で笑っていなくても、泣いてばかりでも、いつかわたしが呼吸がしやすい場所へ辿り着いて、苦しんでいるだれかの呼吸がしやすくなるように、空気清浄機のボタンをいっしょに押してあげられるような人になりたい。
どんなに遠回りしても、わたしにとっても、誰かにとっても、息がしやすくて住み続けたくなるような街を探し続けていきたい。
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3/5/2025, 3:27:35 PM