憂愛

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いつも、ずぶぬれだった。
傘があってもささず、雨で体を洗い流した。

黒く汚れた心も、洗い流せる気がした。
残っている純粋な部分を雨水で染めたい気もした。

本当は言いたかったのにね。
傘が欲しいって。
さしてほしいって。

自分を守る術を知らない君は、ずっと雨宿り。
いつ止むか分からない雨を眺めてた。


【雨と君】

9/7/2025, 3:28:56 PM