帽子かぶって何処へ行く?あの子は帰る場所なんてないだろうに。 着物に合わない麦わら帽子。誰も止めやしなかった。あの子は笑ってた。一人で楽しそうに笑ってた。行く道全部が暗闇で。絶望的な世界線。あと一歩踏み出せば。先。地獄。それ以外は要らないと。『何処へ行く。』「何処へだって行けるのよ、一人だもん」 ✡❧
1/29/2025, 7:26:17 AM